バラエティ

世界法廷ミステリー「狙われた証言者」の真相は?パメラの周囲で起きた殺人事件

世界法廷ミステリー狙われた証言者パメラ

世界法廷ミステリー「狙われた証言者」の真相は?

2020年1月26日20:00から『日曜THEリアル!・世界法廷ミステリー 暴かれた完全犯罪』が放送されます!

13弾となる今回は、「遺体なき殺人の告白」「狙われた証言者」の2つの事件について扱われます。

「狙われた証言者」のあらすじは以下の通り。

2016年8月、米・ミズーリ州に住む女性・パメラから警察に通報があった。電話からはパメラの悲鳴と5発の銃声が。駆けつけた警察が目にしたのは男の遺体。彼女は家にあった護身用の銃で侵入してきた男に向かって発砲し、助かったという。男のズボンのポケットからは「彼女を殺せ…首にナイフが刺さったままにしろ」という犯行指示のメモと現金900ドルが発見された。
実はパメラは、5年前に起きた殺人事件解決へと導いたキーパーソン。そして、メモに書かれていたのは、彼女が証言をした5年前の事件の被害者と同じ状況だったのだ…。

番組HPより

ぴっく
ぴっく
めっちゃ気になる…

日本では報道されていないこの事件について、詳しく調べてみました!

世界法廷ミステリー「狙われた証言者」の真相は?

世界法廷ミステリーで取り上げられた「狙われた証言者」にはどんな結末が待っているのでしょうか?

現地アメリカのニュースサイトなどから発覚の時系列順に事件の内容をまとめていきます。

5年前(2011年)の殺人事件

ベッツィ殺されたベッツィ(The Sunより引用)

2011年12月27日、アメリカミズーリ州。

ベッツィ・フェリアの遺体が発見された。遺体は血まみれで腕はほぼ完全に切断され、ナイフは首に刺さったままだった。

刺されたのは55箇所にも及び、死後1時間は経過しているとみられた。

通報した夫のラスは警察に対して、自分が友人宅を訪ねている間に妻が自殺し、10分前に彼女の遺体を見つけたと伝えた。

しかし、刑事が現場に到着したとき、クローゼットに隠されたラスのスリッパに血痕がついているのを見て、これが殺人事件であると勘づく。

slippers血痕のついたスリッパ(St. Louisより引用)

冷静になったりヒステリーを起こしたりする夫ラスの態度に、警察はラスを疑い始める。

ベッツィの親友であったパメラ・ハップは、ラスが暴力的で、ベッツィとうまくいっていなかったと供述。

警察がベッツィのパソコンを調べると、夫に殺されるのではないかと書かれた文書が見つかった。

ラスは事件後すぐに殺人罪で逮捕・起訴され、2013年12月に有罪判決を受ける。




2014年の暴露と判明したもうひとつの死

パメラ1パメラ・ハップ(The Sunより引用)

その後、生きているベッツィに最後に会った人物がパメラであることが明らかになった。

末期癌に侵されていたベッツィががんセンターで化学療法を受け母親の家を訪問した後、パメラが自宅まで送っていたのだった。

そして2014年2月、アメリカの新聞社がパメラについてのある重要な事実を暴露する。

ベッツィは、死のわずか4日前にパメラを生命保険の受取人に指定していたというのだ。

これにより、パメラは150,000ドルもの大金を受け取ることになった。

しかも、ベッツィの家族や友人は誰もこの事実を知らされていなかったという。

このことはラスの弁護人ジョエル・シュワルツが掴んでいたが、裁判官に却下され証拠として提出することはできなかった。

さらに、パメラの証言に矛盾があることや、ラスの裁判の検察官が事件を担当した警察官と近い関係にあったことも公になった。

この頃から世間では徐々にパメラに疑いの目が向けられるようになっていった。

6月には、警察の聴取に対し自分とベッツィは秘密の性的関係にあったと主張した。

その数ヶ月後、今度は彼女の周囲で起きたもうひとつの死に注目が集まる。

パメラの母親シャーリー・ノイマンが2013年に自宅のバルコニーから転落して死亡していたのだ。

このときもパメラは生きている母親に会った最後の人物で、保険金などを受け取っていた。

妻を殺害した罪で有罪となっていたラスは、2015年11月7日に新しい裁判で無罪となった。

911通報を受けたオペレーターが通報時のラスの動揺ぶりは本物であったと感じたこと、通報の24分前の監視カメラの映像と警察官が到着したときに着ていた衣服が同じで血がついていなかったこと、アリバイがあったことが決め手となった。




2016年の殺人事件

ルイ殺されたルイ(The Sunより引用)

2016年8月16日、911に通報があった。

電話をかけてきたのは58歳となったパメラ・ハップ

電話口では助けを求める声と5発の銃声が聞こえた。

警察官が現場で目にしたのは、家の中に横たわった33歳の男性の遺体だった。

パメラの供述によれば、男は彼女の車に乗り込んで喉元にナイフを突きつけ、「ラスのお金」を取りに銀行に連れていくよう要求した。

パメラは死の恐怖からナイフを叩き落して自宅の寝室に駆け込み、ナイトスタンドに置いてあった銃の引き金を引いたという。

男の名前はルイ・グンペンベルガー(ガンペンバーガー)

2005年に自動車事故で脳に損傷を負って以来、身体的・精神的に障害を持つ男だった。

男のポケットには、袋に入った900ドルと、10,000ドルの報酬と引き換えにパメラを連れ去り殺すよう書かれたメモが入っていた。

手紙番組HPより




事件の結末

パメラパメラ・ハップ(The Sunより引用)

事件から7日後の2016年8月23日、パメラ・ハップが第一級殺人の罪で逮捕・起訴される。

目撃者の証言と防犯カメラの映像から、パメラは自分がNBCデートライン(ニュース番組)のプロデューサーで911通報の再現をしたいのだと嘘をついてルイ・グンペンベルガー(ガンペンバーガー)を自宅におびき寄せていたことが判明。

男性のポケットに入っていた紙幣と連番の紙幣がパメラのドレッサーから見つかったことも証拠となった。

さらに、脅されるのに使われたと供述したナイフを自身で購入していたこともわかった。

目的はラスをベッツィ殺害の犯人に仕立て上げることだったと考えられている。

ラスが自分が手に入れるはずだった妻の保険金を取り返すため、人を雇ってパメラを殺害しようとした、というシナリオだった。

逮捕の1時間後、パメラはトイレに行きたいと言い、そこでボールペンで首と手首を刺して自殺しようとした。

この事件の後にパメラの母親の事故について再調査が行われた。

2017年11月に死因が「偶然」から「未定」に変更されたものの、殺害の証拠はなく立件されていない。

2019年6月、パメラは仮釈放なしの終身刑を言い渡された。

法廷でパメラはベッツィ殺害にも動機があったと認められたが、この事件についてはまだ裁判で罪に問われてはいない。

本人は死刑を免れるため終身刑を受け入れたが、罪を認めることはなかった。




世界法廷ミステリー「狙われた証言者」の真相は衝撃だった!

警察のずさんな捜査によって無実の男性が逮捕されてしまったことから始まった一連の事件。

パメラはお金のために親友と実の母親を殺害し、その罪から逃れるために全く関係のない無実の人までも手にかけたと考えられています。

ぴっく
ぴっく
怖すぎる…

本人が真実を語っていないのでまだまだ真相は明らかになっていませんが、今後全て解明されることを願っています。